
まず、「少年」という漢字の表記にしたのは、日本、中国、韓国で通じる言葉ということ。赤ちゃんから大人になる中間の段階の心、特に遊び心をコンセプトにしているからです。
人間を区別するとき、「あいつは赤ん坊だ」とか「あの人は大人だ」という分け方をついしてしまいがちですが、当然人間は二曲的な生き物じゃないです。
大人が結晶体だとすると、赤ちゃんはその逆で、生の素材。
でも、少年っていうのは成長中というか進行中で、人間として決まった型が無い状態です。あえてその少年という状態にフォーカスを置く事によって、成長という段階で次から次へといろんな活動を展開していく、そんなイメージを持たせたかったのです。
微妙に違います。
少年というのは、大切に保護される訳でもなく、責任を問われる訳でもない存在で、場合よっては世間で重視されない。ある意味グレーゾーン的段階です。
だけど、間違ったことをするとママやパパに叱られる存在でもあります。
つまり、学習もしなきゃダメなのですね。
それが私たちの作品のコンセプト。
赤ちゃんより成長していて、自ら学習し変わる事ができて、
大人のように固まっていない存在。それが少年です。
そうですね。少年という名前があると、やはり変化を意識します。
だからある意味厳しくなれると思います。大切な名前ですね。
このZAIMくんは元々今まで作った作品の流れで、箱の作品です。
ハイ。中身が空っぽの(笑)。
でも、飾ってあると何が入っているか想像したりするから面白いですよね。
このシリーズでは他にも、商店街ロボと賃貸ロボっていうのを作りました。
二人は親子で、商店街ロボがお母さん、賃貸ロボはそのこどもです。
そうです。お母さんロボは体の中に、占い屋さんとかクリーニング店とか八百屋や肉屋や映画館みたいなものが入っています。そしてお母さんロボと子どもロボには関連性があって、商店街には、いくつかの賃貸マンションがついているという感じです。
まず、商店街とマンションはそれ自体が箱です。そして、その二つはできたばかりの時は空で、壊されるまでは中身が入っていなくても、商店街でありマンションというモノです。
あと、おもちゃ風な空箱にしているのは遊び心です。
あくまでもパッケージはイラストで、どんな材質か分からないけどなにかしらのイラストから連想するモノが入っている。それをイメージするみたいな。
本来商品って、中身ができてから箱を作りますよね?
でも買う方からしたら、箱の中身が見えないところにワクワク感があると思います。
予想したものよりもいいものが入っていて喜ぶ事もあれば、がっかりする事もありますが。
そうですね。
例えば、箱と中身とがあったとき、買い物のメインは中身です。
箱はサブの付属品。そのうち捨てます。でも状況によって、そのサブである箱が夢を与えて、重要な存在になるということを表現したいのです。
だから、アート作品としてこれを作るとき、中身がない状態で箱を作るという行為がとても刺激的でした。
想像したものがリアルじゃないっていうのが一般的だと思います?
それが崩れる瞬間かもしれない。でも、展示会では常に「中に何が入ってるんですか?」とか「何を入れる予定だったのですか?」とか聞かれて、大変です(笑)
少年というのはある意味、形のある夢なんですけど、それがこの箱にも言えます。
韓国にもありますよ。ウインドウズのOSの空箱とか。
買うか買わないかさんざん悩んで、いざレジに持っていこうと手に取ったら、ああ、軽い!みたいな(笑)
西洋から見るとアジア人って言うのは、くすんだ黄色です。
実際、「イエロー、イエロー」と言われます。
でもくすんだ黄色は、ちょっと視点を変えれば金色にも見えます。
まあ、西洋人のものの見方を皮肉っている感じですけど。
どうせならそういう偏見を堂々とできる方向にしたいっていう意味があります。
これはZAIMくんの相談相手です。
心が通じ合う存在で、お互いを慰め合うチング(友達)。
実際の展示会でその辺は解明されるはずなので、今のところはシークレットです。
このトロッとしてるのは寝ている状態です。フォークはある意味当たっているかもしれません。
これはLANケーブル。
ART LAN@ASIAのLANです。
ZAIMくんはもう関内から飛び出して、横浜べイブリッジを越えて、海の向こうにLANケーブルをさすところを探しに行っています。横浜の関内から世界へいっちゃった。
そういう感じです。
ええ。なんていうか、気合いをいれました(笑)
日本で展示をするのは初めてなので、ぜひ上手くいくように。
そういう意味も含めて、集中してポスターをデザインしました。
日本で作品を作りたいですね。日本独自の素材や手法をつかったりして。
いろんなアーティストとコラボしたいです。
サンダーさんとか。
よろしくおねがいします。
どうぞよろしく〜。